母子キャンプは大変?!心理的ハードル6つと対処法を解説

キャンプ

キャンプが好きで子供と一緒に行きたいけど、夫と休みが合わない、またはシングル家庭で「行くなら母ひとりで子供を連れていかないといけない」という方もいらっしゃると思います。

子供とキャンプに行ってみたいけど、一人で連れて行くのは不安だなぁ・・

私自身もシングルマザーなので、母親1人で子供2人連れてキャンプは無理かな・・と諦めていたのですが、数回のグループキャンプを経て、下の子が小学校に上がってから徐々に単独母子キャンプを楽しめるようになりました。

私が初めて母子キャンプをするときに、心理的にハードルになっていた点と、どのように対処してきたかについて解説します。

これから母子キャンプをやってみたいな~と思っている方のご参考になれば幸いです。

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母子キャンプの心理的ハードル6つと対処法

女手一つでテントやタープを建てないといけない

ポップアップテントなどの設営が簡単なテントを使う

通常のポールを組み立てるタイプのテントは男性でも一人で建てるのは結構大変ですよね。特に大型のツールームテントや屋根の高いドーム型テントは、一人で建てるのはかなり労力を要します。

私も一番最初に買ったテントはドーム型テントだったんですが、身長が低いのでフライシートを被せるのがなかなか一人では難しく苦戦しました。

その後、ケシュアのポップアップテントを買ったんですが、簡単すぎて感動しました。

本当に秒で設営できます!それこそ袋から出したらボフッと勝手に建ちます。

ペグを打つ箇所も少ないので楽ちんです。しまうのにはコツがいるんですが、慣れてしまえばしまうのも楽勝です。

私の中では今はもう「ケシュアしか勝たん」という状況になっています(笑)

↓秒で設営できるケシュアのポップアップテント♪↓ もう他のテント張る気しない・・ 

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タープは張らなくてもいけそうなら省略する

タープは、真夏で日影がない状況や、雨が降りそうなとき以外は無理に張らなくていいと思います。

私はタープがなくてもよい状況ならいつも省略しています。

でもやはり雨が降りそうなお天気の時はタープがないと困るので、毎回持って行っています。

タープは、ヘキサタープが張りやすくておすすめです。ポールも2本でいいので重量も軽いです。

先にペグを仮で打っておけば一人でも建てられます。

↓設営簡単♪みんな大好きDODのおしゃれなタープ♪↓ 私も使ってます♪


常設テントやコテージのあるキャンプ場に行く

キャンプが初めての場合は、いきなりテントやタープを張ることをせずに、テントが常設されているキャンプ場やコテージを利用してみるのもいいかと思います。

その次に、テントをレンタルできるキャンプ場でレンタル品を自分で建ててみて、「できそう!」と思ったら購入されるのが、無駄な出費にならず良いかと思います。

↓コテージの有無やレンタル可能品が一目でわかって便利なガイドブック♪↓ 暇さえあれば眺めてます・・


↓こちらも関西のオートキャンプ場が詳しく載っていておすすめ(2018年出版)↓ こっちもいつも眺めてます。


一人で子供を見ながら荷運び・準備・片付けをしなければいけない

オートキャンプ場やコテージを利用する

今まで色々なキャンプ場でキャンプしてきましたが、やっぱりオートサイトが圧倒的に楽です。

(オートサイト=車を横付けできるサイト)

初めのうちはオートサイト専門で行かれるのがいいかと思います。

ただ、だんだん慣れてきたら行きたいキャンプ場にオートサイトがなかったりして、車乗り入れ不可のサイトにも行くことになるかと思います。

そんなときは、キャリアカートがあるとだいぶ楽です。

↓お手頃価格で性能もばっちり!使わないときは省スペースのアウトドアワゴン↓ 私も使ってます


荷物は極力減らし、料理も簡単なものにする

インスタなどSNSではおしゃれなキャンプを楽しんでいる人がたくさんいますよね。

いいなぁ~と思うんですが、母子キャンプでは一旦「おしゃれ」という要素は脇に置いてしまいましょう。

もちろん母子キャンプでもおしゃれキャンプを楽しんでいる方もたくさんいらっしゃいますけどね。

我が家の場合は大体わちゃわちゃになって、テーブルの上もぐちゃぁ~、となってますし、おしゃれな食器♪と思っても、洗い物増えると自分が大変なだけですし、食器は紙皿・紙コップと割り切っています。

キャンプで仕事が増えると子供とたっぷり遊んだりのんびりするという本来の目的が果たせなくなってしまいますし、あれもこれもと欲張らないことが大切です。

労働力は大人1人、自分だけなので、「無理しない」これにつきます。

母子キャンプでは「オシャキャン」とか「インスタ映え」とかは追及しすぎず、「省労力・小荷物・時短・簡単・安全」を第一に考えましょう。

(とはいえ、余裕のある方はぜひおしゃれなキャンプ楽しんでくださいね!)

↓こんな可愛い紙皿もあるよ♪木目がおしゃれで映える♪↓


子供が複数の場合、大人一人で目が行き届くか心配

子供が親の言うことを聞ける年齢になってから行く

親が「ここから勝手に出たらだめだよ。」などの指示をしても、子供が勝手に出て行っちゃう、というような年齢の場合は、まだ母子キャンプに連れて行くのは危ないかと思います。

お子さんがずっと付き添いが必要な年齢の場合は、大人(お友達・おじいちゃんおばあちゃん・ママの兄弟など)に付いてきてもらうのがいいかと思います。

私の場合はお友達ファミリー(大人2人、子供1人)と一緒にキャンプに行って、友人や友人のご主人が一緒に子供たちを見てくれたので、とても助かりました。

広すぎず、こじんまりしたキャンプ場に行く

高原サイトなどの広大なキャンプ場だと、万が一子供を見失ったときに探すのが大変ですし、トイレや炊事場なども遠かったりして目が行き届かなくなる可能性があるので、こじんまりしたキャンプ場を選ぶのがおすすめです。

高規格キャンプ場に行く

サイトに流しがついているような高規格サイトだと、いちいち子供を引き連れて炊事棟に行かなくてよいのでとても楽です。

防犯面が心配

女子供だけだと防犯面も心配ですよね。

あまりキャンプ場で怖い思いをしたことはないですが、気を付けておくに越したことはないですね。

寝るときは内側からテントに鍵をかける

就寝するときは、テントの中から、ダイヤル式のロックをかけておくと安心です。

日中テントから離れる際も外側から鍵をかけておくと安心ですね。

↓ダイヤルロックがひとつあると何かと使える♪↓(我が家はランドセルのポケットにGPS入れて鍵かけて使ったりもしてます)


男性物の履物をテントの入り口に置いておく

あそこのサイトは母子キャンプだ!と思われないために、男性物のはきものを入り口に置いておくというのもあるようです。(私はやったことないですが)

ファミリー層の多いキャンプ場に行き、周りにたくさん他のサイトがある場所にする

ファミリー層の多いキャンプ場ですと、子供たちが仲良くなって一緒に遊んだり、他の大人も一緒に子供たちを見守ってくれるので安心感があります。(決して子供から目を離していいという意味ではありません。)

離れのようなプライベートサイトはちょっと怖さもあるので、周りにサイトがたくさんあるところの方が母子キャンプにはいいかと思います。

何かあったときも周りに助けを求めやすいので安心です。

子供が異性で小学生の場合、大衆浴場に一人で入れるか心配

子供が小学生になったら、男の子を女湯に(女の子を男湯に)入れるのはもうそろそろダメかなぁ・・と迷いますよね。

とはいえ、小学1~2年生の子供を一人で大きな浴場に行かせるのも不安です。

うちの息子も小1ですが、お風呂で気分が悪くなったことが過去何度かあるので、一人で行かせるのは怖いです。足を滑らせてこけたら、とか浴槽で溺れたら・・など、心配は尽きません。

コインシャワーのあるキャンプ場を選ぶ

夏場はコインシャワー付きのキャンプ場を選び、シャワーで済ましてしまいましょう。

汗をかかない時期はお風呂は割愛する

夏以外の季節は思い切ってお風呂は割愛してしまうのもアリです。

キャンプは非日常の体験ですし、絶対にお風呂に入らないとどうにかなるというものでもないです。

家に帰ってからすぐお風呂に入ってしまえばいいだけのことです。

そうはいっても汗をかく部分だけでもさっぱりしたい場合は、体拭きシートで拭くという手もあります。

↓災害時にも使える体拭きシート↓


運転が不安

初めて行くキャンプ場で、行くまでに道を間違えたらどうしよう・・と不安になりますよね。(←私だけ?)

事前にルートを確認し、脳内シミュレーションしておく

私はいつも事前に「NAVITIME」と「Google map」でルート検索し、大体のルートを決めます。

Google map では高速道路の分岐点の写真が見られるので、写真もチェックして、「右車線に入っておくんだな」とか「岡山方面のほうに行くんだな」とか確認しています。

実際に行くときは、車のナビとGoogle mapどちらも設定します。

カーナビだけだと新しい道路は反映されていないこともありますし、最新の道路状況はGoogle mapの方が信頼できます。

とはいえ、Google map はかなり攻めてるルートを提案してきたりするので(ずっと線路沿いとか・・)カーナビのルートの方が走りやすいことも多いです。

ですので、そこは臨機応変にどっちに従うか決めています。

高速道路のサービスエリアの情報などもカーナビは詳しく教えてくれるので助かります。

もし道を間違えたときは、慌てず一旦どこかに停めて、冷静になってから立て直すようにします。(ちなみに私はよく道を間違えます。カーナビついてるのに・・汗)

道を間違えても「ま、そういうこともある、しゃーない」と割り切ってのんびり行けばいいんです。

「回り道だよ、人生は」の気持ちです。

そして、無理して遠いところに行かず、近場でまずは行ってみることをおすすめします。

それでも母子キャンプに行く理由

キャンプでしか味わえない充実感が味わえるから

なぜ人はキャンプにハマるのだろうか・・と考えたときに、自然の中で火をおこして焚火をしたり、テントで眠ったり、雄大な景色の中でぼーっとしたり、いつもとは違う「非日常」の体験をしてリフレッシュできるからだと思います。

キャンプで味わえる充足感というのは、なかなか他のことでは置き換えられないのかなと思います。

自然が好きでアウトドアが好きでキャンプが好き・・でも、子供いるし、一緒に行ってくれる大人いないし諦めるしかない・・というのは、すごく切ないですよね。

自分の理想100%のキャンプは無理でも、子連れでもキャンプを諦めてほしくないなって思います。

子供とかけがえのない思い出を作れるから

自然の中で寝起きしたり飯盒でご飯を炊いたり・・・子供たちにとってキャンプでの体験はワクワクすることの連続です。

子供心にも幼い頃に行ったキャンプでの思い出は色濃く残ることでしょう。

虫捕りしたり、川で遊んだり、焚き木をひろったり、都会で暮らしていると普段なかなかできない色んな体験を、子供たちにさせてあげたいですよね。

本当は行きたいのに「うちはキャンプとか無理だから」と諦めてしまうのはもったいないと思います。

自信がつくから

「母子キャンプなんて大変なこと、なんでするの~?そこまでして行きたい??」なんてよく言われたりします。

でも、色々大変なこともあるけど、キャンプで色んな体験をして楽しんで、無事に帰ってきたときになんともいえない満足感を味わえるんです。

それは、キャンプでの楽しさもあるけど、「ひとりでやりきった」という達成感も得られるからなんじゃないかと思います。

生きていると自分の思うようにいかないことや、自分の未熟さに打ちのめされることの連続ですよね。

仕事をしていたらそういう経験は毎日のようにあるんじゃないかと思います。

だんだん自分に自信が持てなくなっていったり、「私なんてしょぼい・・たいしたことない・・」と落ち込んだり。

そんな時にキャンプに行って、自分の力でテント張って寝泊まりして、自然の中で過ごして、大変なこともあるけど全部こなして、ちゃんと無事に家に帰ってきたとき、「やりきった!!」という達成感と満足感に包まれて、「あぁ、私もやろうと思えばなんだってできるかも!どこにだって行けるかも!」という気持ちになれるんです。

そんな小さな成功体験の積み重ねが「自己肯定感を育てる」ことに繋がるのかなと思います。

だからこそ、「キャンプに行きたいけど、できるかな・・」と迷っている方に、「大丈夫!できるよ!」と背中を押してあげたいです。

まとめ

母子キャンプの心理的ハードル6つとその対処法について解説してみました。

初めてのキャンプは不安も多いと思いますが、まずはハードルの低い近場のコテージ泊なんかからぜひチャレンジしてみてくださいね。

「案ずるより産むが易し」といいますしね^^

キャンプを通じて、より充実した子育てライフを楽しんでくださいね♪

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