弁天浜キャンプ場(兵庫県豊岡市)レビュー|透明度抜群の日本海で海水浴♪

キャンプ

こんにちは!

先月、兵庫県豊岡市の弁天浜キャンプ場で母子キャンプしてきたので、レビューします。

美しい日本海での海キャンプは最高に気持ちよくて、毎年訪れたくなる素晴らしいキャンプ場でした。

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基本情報

住所〒669-6201 兵庫県豊岡市竹野町竹野弁天浜
TEL 080-2545-2109
※予約はインターネットからのみ
公式HP弁天浜キャンプ場

弁天浜キャンプ場は兵庫県豊岡市の最北端にある日本海に面したキャンプ場です。

弁天浜は世界ジオパークに認定された「山陰海岸ジオパーク」の一部に当たり、国立公園内にあります。

海水は兵庫県の水質調査で最高ランクのAAを誇る抜群の透明度で、エメラルドグリーンに輝いて見える美しい海で海水浴をすることができます。

手前の方は少しだけ遠浅になっていて、海底が透けて見えるほど澄んでいて、お魚もよく見えますよ。

ビーチの砂も真っ白でとても綺麗です。

また、海岸にも海中にもゴミが全くと言っていいほど落ちておらず、キャンプ場のスタッフや地元の方が美しい海を守るために努力されていることが伺えます。

本当に美しい海でした。

アクセス

住所: 兵庫県豊岡市竹野町竹野弁天浜

車の場合: 北近畿豊岡自動車道 但馬空港ICより約30分

電車の場合: JR山陰本線 竹野駅より徒歩15分

2020年11月1日に北近畿豊岡自動車道が日高神鍋高原ICから但馬空港ICまで延び、大阪からでも2時間半ほどで弁天浜や竹野浜までアクセスできるようになりました。

昔に比べると、大阪から日本海へのアクセスはだいぶ良くなり、とても行きやすくなったなぁと思います。

2024年秋には但馬空港ICからさらに豊岡ICまで延びる予定とのことですので、今後さらにアクセスが良くなることが期待されますね。

それに伴い、今はそこまでキャンプ客も多くなくのんびりした印象の弁天浜キャンプ場ですが、混雑するキャンプ場になってしまうのかなぁという寂しさもあります。

但馬空港ICまでの道は去年の秋にできたばかりの新しい道路なので、カーナビの地図に出てこない場合があるので、その場合はGoogle mapのナビを参考にしてみてください。

サイト

区画サイトは「松林区画サイト」「砂浜区画サイト」「ビーチサイドデッキ」の3種類あります。

私たちが行ったときは松林区画サイトとビーチサイドデッキは満サイトで、砂浜サイトは1サイトか2サイトくらいだけ入ってる、という感じでした。

フリーサイトは砂浜と松林とありますが、予約不可の当日受付のみとなっています。

デイキャンプ利用もフリーサイトになるようです。

他に、GAZEBOバーベキューという屋根付きテーブルのあるサイトもあり、バーベキューに必要な設備は整っているので、食材だけ持ち込んでBBQをすることができます。

砂浜区画サイト(4区画)

写真は砂浜フリーサイトです。

砂浜サイトは海の真ん前なので気持ち良さそうなのですが、テントや荷物が砂まみれになるだろうなというのと、砂浜はかなり歩きにくいので、荷物を運ぶのが大変だからなのか結構空いていました。

ただ、感染症対策で人数制限もされているようなので、そのせいで少なかったのかもしれません。

ビーチサイドデッキ(2区画)

ビーチサイドデッキは木でできたデッキの上にテントを張るので設営も楽そうですし、海が見渡せるので気持ちよさそうでした。

ただ、松林サイトからビーチに出る出入り口の横にあるので、人の往来は多いです。

横を通るお客さんにどうしてもチラッと見られてしまいそうなので、人目が気になる方はちょっと落ち着かないかもしれません。

松林区画サイト(18区画)

松林サイトは木陰がたくさんあるので、真夏のキャンプでも涼しく過ごせてありがたかったです。

ただ、アブのようなブンブン飛ぶ虫がかなりたくさんいて、土の中に巣を作っているらしく、地面の穴から始終出入りしては辺りをブンブン飛びまくっていました。

日中は寄ってくることはなかったのであまり気にしていなかったのですが、朝起きたときに足首から下(足の甲や足の指まわり)を何者かにたくさん刺されていました。

刺されるところは見ていないので、アブに刺されたのかはわからないですが、ものすごく痒かったです。虫よけ対策はしっかりしておいた方が良さそうです。

あと、蟻がかなりたくさんいて、食べ物を置いていない段階から、テーブルやテント、ありとあらゆるものに大量に登ってきてちょっとびっくりしました。

撤収時にはテントなどから蟻を振り落とす作業が必要でした。

テントに登るアリさんたち

また、私たちが到着した際、松林サイトはSサイト以外すべて埋まっていたんですが、Sサイトはとても広くて端っこでプライベート感も抜群のめちゃくちゃいいサイトだったので、「なんでここが空いてるんだろう~??」と疑問に思ったのですが、テントを設営する段階で理由がわかりました。

松の木の枝がすごく低いところまで伸びていてテントの屋根にあたってしまうんです!

うちのテントはケシュアのポップアップテントで、屋根も低いしテント自体も小さいのであまり場所は取らないんですが、それでもどこに建てるかしばらく考え込んでしまいました。

屋根の高い大きいテントをお持ちの方は設営に工夫が必要になりそうです。(サイトによりますが)

そういうわけで、タープも設置が難しそうだったので省略しました。(←なんだかんだいって毎回建てる気ない。)

ちなみに、タープを省略するときは、天気予報をみて、雨降らなさそうだなということを確認して、さらに寝る前に濡れたら困るものはテントにしまうか、レジャーシートをかぶせています。(それはそれでめんどくさいんですが)

そんなこんなで松林サイトも色々ありますが、荷下ろし用の駐車場からはしっこのSサイトまででもそんなに歩かないですし、リヤカーも借りられるのでそこまで不便は感じませんでした。

真夏はやはり木陰の多い松林サイトが個人的にはおすすめです。

海水浴のあとのフルーツポンチ♪

設備

トイレ

トイレは2か所あります。メインのトイレは和式しかありませんが、ファミリートイレには洋式があります。

掃除は綺麗にされていましたが、トイレの臭いはありました。

シャワー

キャンプ場内には浴場はなく、コインシャワーが1か所あり、男女で分かれています。

200円で3分でした。女子シャワー室は5つあるうちの2つが故障していました。

砂のついた硬貨を入れると壊れてしまうようです。

シャワーの水圧は今までに体験したことのないくらい強力でした。

カーテンをしっかり閉めておかないと、着替えがびしょびしょになるのでご注意ください。

有料温水コインシャワーのほかに、海水浴からあがったあとに浴びられる無料のシャワー(冷水)もありました。

無料シャワーは5時過ぎ頃に浴びようとしたら水が出なくなっていたので、5時までなのかもしれません。

炊事棟

炊事棟 出典:弁天浜キャンプ場ホームページ

炊事棟は3か所あり、流しのほかにかまどなどもありました。

流しは1か所に5つあり、混みあうこともなく空いていました。お湯は出ません。

駐車場

荷下ろし用駐車場 出典:弁天浜キャンプ場ホームページ 

荷下ろし用の駐車場は5~6台分ほどあり、キャンプ場のすぐ入り口に停められます。

キャンプ場の入り口にリヤカーが置いてあり、借りることができます。

奥の方のサイトでもそれほど距離はないので搬入はそこまで大変ではなかったですが、砂浜サイトだと砂の上を歩きにくくリヤカーを押すのも大変そうなので、ちょっと苦労するかもしれません。

荷下ろしが終わったら少し離れた駐車場に停めますが、徒歩2~3分ほどのところにあるので遠くはないです。

ゴミ出し

注意:こっちは地域の方用のごみステーションです。

受付の時にゴミ袋2枚をくれます。燃えるゴミは袋に入れて捨てられます。

ビン・カン・ペットボトルは袋にいれず、分別ごみ箱に直接入れるようになっています。

地域の方用のゴミステーションが近くにあるので、間違わないようお気をつけください。

キャンプ場のゴミ箱は受付の側にあります。

売店

ホームページには「薪・炭・カセットガス・OD缶・着火剤等販売しています」と記載がありますが、私たちが行ったときには、受付で聞くと「炭は売ってるんですが、薪は売ってないんです」と言われました。

たまたま売り切れだったのか、最近は販売していないということなのか定かではありませんが、薪が買える最寄りのホームセンターまで片道30分かかるとのことでしたので、薪は事前に調達してから行くか、行かれる前にキャンプ場に売っているか確認された方がいいかもしれません。

また、売店らしきものが見当たらなかったので、他の消耗品についても、準備していくか事前に確認された方がいいかもしれません。(コロナ対策で例年とは違う営業体制になっていたのかもしれません。)

遊び

せっかく弁天浜キャンプ場に来たのなら、遊びは海水浴1本で決まりでしょう!

もちろん釣りもですが♪

海が綺麗なのでシュノーケルで海中を観察したり、浮き輪で波に揺られてみたり、砂浜で砂に埋もれてみたり・・

ペットボトルに釣り糸を付けて、海水につかって釣りをしているお子さんもいましたよ。

小さいフグや色々釣りあげていました。

シジミっぽい貝をたくさん拾っている子もいました。どこにそんなに貝がいたのかは見てなかったのでわからないですが、いるところにはいるんでしょうね。

海岸の西側には岩場があり、そこにヤドカリがいましたよ。魚もたくさん泳いでいました。

砂浜には小さいカニさんもいました。

西側の岩場にヤドカリがいました。木の上に大きなワシが止まっていて、かっこよかったです。

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周辺施設

温泉施設

出典:北前館ホームページ

車で3分ほどのところに北前館という温泉施設があります。ちょっと頑張れば歩きでも行けそうです。

竹野海水浴場が一望できる展望大浴場があり、レストランもあります。

ちなみに、北前館ではジオカヌーの体験もできるようです。

北前館公式ホームページ

買い出し

キャンプ場周辺には、車で5分ほどのところにコンビニもスーパーマーケットもあるので、必要なものがあれば買う事ができます。

我が家は来る途中、豊岡でお魚を買いたいなと寄り道しました。

初めに「とよおか産直まごころ市場」というところに寄ったのですが、ここは「今はもう鮮魚は扱ってないんです」ということでした。地元のお野菜や果物なんかは売っていましたよ。

とよおか産直まごころ広場
住所: 兵庫県豊岡市下陰129番地
とよおか産直まごこ市場Facebook  

すぐ近くのマルワなら鮮魚売ってますよ、と教えてもらったので、すぐ近くの「マルワ 豊岡加広店」に行ってみました。

 

マルワ 豊岡加広点
住所:兵庫県豊岡市加広町6−13

浜坂産の活さざえや、島根県のやいとかつお、鳥取産の天然真鯛刺身用などとれたてぷりぷりのお魚がすごく安くで売っていました。

ただお刺身に調理してもらうことはできないそうです。(だから安いんです、とおっしゃってました。)

さざえを購入しバーベキューで焼いて食べてみましたが、磯の香り豊かで美味しかったです。

地元のお野菜や果物も色んな種類が売っていて、すごくお手頃価格でしたよ。

観光名所・体験スポット・マリンスポーツ施設など

ジオカヌー(北前館) 出典:竹野観光協会ホームページ
イカダ作り体験(竹野子ども体験村) 出典:竹野観光協会ホームページ

周辺には観光名所や子供と楽しめる体験スポットがたくさんあります。書ききれないので、参考になるホームページを載せておきます。

竹野観光協会ホームページ

竹野こども体験村

豊岡観光協会ホームページ

休暇村竹野海岸ホームページ

我が家は生き物好きの息子のたっての願いで、帰りに「コウノトリの郷公園」によって帰りました。

またその記事も近いうちに書きますね!

お食事処

豊岡市には出石皿そばが食べられるお店がたくさんありますし、城崎温泉まで少し足をのばせばカニ料理や海鮮料理が食べられるお店もたくさんあります。

もし時間に余裕があれば、帰りに美味しいご飯を食べに寄られてはいかがでしょうか。

食べログで事前に調べてから行かれるとスムーズかと思います。

食べログ 豊岡のお店ランキング

おすすめポイント

・とにかく海が綺麗。透明度抜群の美しい海で海水浴できる

・釣りやマリンスポーツも楽しめる

・星がとても綺麗

・カニやヤドカリなどの生き物もいる。鷲も見られる。

・人がそこまで多くなくのんびりできる

・周辺に観光スポットや遊ぶところ、美味しいお食事処がたくさんある

・アクセスも良くなっているので行きやすい

残念ポイント

・夏場は虫がめちゃ多い

・松林サイトは設営に工夫がいるところも

・薪が売ってなかった(泣)(たまたまかも・・?)

今回のキャンプで一番残念だったのは薪が買えなかったことでした(泣)

焚き火ができないキャンプは初めてでしたが、真夏で暑かったので「まぁいいか」と諦めもつきました。

焚き火ができないことなんか吹き飛ぶくらい、とにかく海が綺麗で、本当に気持ちのいいキャンプ場でした。

改めて兵庫県の日本海側って素晴らしいところだなぁと大好きになりました。

まとめ

美しい弁天浜のサンセット

弁天浜キャンプ場のある兵庫県の日本海側は、美しい海水浴場や体験施設がたくさんあるので、子供連れで訪れるのには最高に楽しめる場所だと思います。

子供たちがもう少し大きくなったら、ジオカヌーやダイビングもやってみたいなぁと夢は膨らむばかりです。

美しい海があり、コウノトリの舞う農村風景も見られ、少し足を伸ばせば城崎温泉もありますし、冬には蟹も味わえる・・・一言では語れないくらい見どころが多すぎて、何度でも訪れたくなるとても魅力のある町ですね。

絶対にまた行きたいと思います。

次回は釣りにもチャレンジしてみたいので、それまでに魚つり公園で勉強しておこうと思います。

注意:コロナウィルス感染予防対策に伴い、受入制限や利用制限が行われている可能性があります。

お出かけされる際は、キャンプ場ホームページの最新情報を必ずご確認ください。

また、 移動の制限においては各自治体の要請をご確認の上、感染拡大の防止に十分ご配慮いただくようお願いいたします。

来年の夏は、みんなが安心して気兼ねなくお出かけできるようになっていますように。

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